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バングラデシュ サイクロン被災者救援募金にご協力ありがとうございました
実施期間:2007年11月〜2009年1月


 2007年11月15日に発生した超大型のサイクロン「シドル」は、同国64県の半数に当たる30県に被害を与え、影響を受けた470万人以上(260万人は最貧困層)は緊急に生命・生活の救援を必要としました。喫緊に必要とされたのは食糧、非食糧物資(NFI)、雇用機会、避難所、サイクロンシェルターの建設でした。
 被災者の大部分は日雇い、漁業、農業、その他の細々とした仕事でわずかな収入を得て暮らす貧しい人々で、彼らの経済的社会的状況は災害後さらに悪化し、これは短期間で回復するものではありませんでした。
 支援は緊急、緊急・初期復興、復興の3段階で行われました。

緊急段階〜食糧・非食糧物資供

被災した貧困世帯へ食糧(米、豆、大豆油、塩)が配布されました。
非食糧(毛布、蚊帳)が配布され、これはマラリアやデング熱といった熱帯性の疾病から人々を守りました。
日常生活を再開するための用具(バケツ、コップ、皿)が配布されました。これにより水や食糧を安全に保管することができました。
仮設住居の屋根にしたり、床に敷いたりするプラスチックシートが配布されました。


緊急・初期復興段階〜CFW(キャッシュ・フォー・ワーク)による生活回復

321,820日分の雇用機会が創り出され、22,661世帯が収入を得、支援物資以外で必要なものを買うことができました。
723の損壊した村の道路が修復されました。これで移動が自由になった結果、被災した408,000世帯が生活回復その他の活動を円滑に行うことができるようになりました。
汚染された67の池が浄化または新しく掘削されました。
70の教育施設兼サイクロンシェルターが建設、また拡張されました。
732戸の破損した住宅の清掃、整理整頓が行われ、元の家に住むことができるようになりました。
8つの水路が掘られ、乾期に真水で灌漑できるようになりました。
サイクロンで破壊された3つの堤防を修復し、将来起こりうる高潮被害への備えができました。
新たに掘った5つのため池で魚を飼い、収入創出活動の一環としています。


復興段階
●生計手段回復支援

被災した4500の貧困世帯が、家畜などの生計手段を供与されました。生活に必要な家財を失った被災者は、当初仕事もなく三食もままなりませんでしたが、この支援により収入創出活動を再開し、家族の食事も確保できるようになりました。現在は定期的な収入で、食料生産および購入が可能になりました。
提供された家畜は、長期的に、牛乳、肉、肥料などを生み出します。

●住宅・トイレ修復

被災者自ら損壊した住居の修復を行いました。2800世帯が安全な居住環境を確保し、社会の中で尊厳を持って生活を再開することができました。
新しい居宅を得たことで、家庭内の学習環境が向上し、子どもたちの勉強に対するモチベーションが上がりました。
水漏れしないトイレを備え、これは水を媒介する病気を抑えるのに役立っています。

●学校修復・再建

56の学校が修復され、4038人の子どもたちが以前より良い環境で学んでいます。

●低価格住宅建設(7300戸)

SPHERE(人道憲章と災害援助に関する最低基準)の規定(7.6人家族に26.76u)に則した住宅が、それぞれの元住んでいた場所、所有していた土地に建設され、7300世帯の生活が向上しました。
新しい家には仕切られた2つの部屋があり、プライバシーが保たれます。木造ですが、柱は鉄筋コンクリートになっており、トタン屋根で、土台が高く、時速200kmの強風や洪水にも耐えうる構造です。雨や寒さ、暑さをしのぐことができます。
家のデザインは人々に馴染みのあるもので、地元の市場で手に入る材料を使い、地元の大工が建設を担当しました。これで87,300日分の雇用が生まれました。
建設時には家族から少なくとも男女一人ずつが参加し、災害リスク軽減法を学びました。



バングラデシュ サイクロン被災者救援募金にご協力ありがとうございました

受付は2008年5月31日にて終了させていただきました
皆様のご支援ありがとうございました





11月15日に発生したサイクロン「シドル」は、バングラデシュの120万戸の家屋を吹き飛ばし、3千人以上の命を奪うという大惨事をもたらしました。人々はすでに復興に向けて動き始めていますが、様々な支援が必要です。特に安全な飲料水の供給が深刻です。

カリタスは今後、人々の生活復興、および損壊した建物再建などへの支援を行っていきます。また同時に、今回多くの人々の命を救った「避難所」の建設も予定しています(今後2年間で50戸を新設する計画)。

【南西部のバゲラート地区の避難所で】
その日、19歳のシャンティ・ソルカルは、サイクロン避難所の中で、初めての女の子を出産しました。赤ちゃんは、このサイクロンにちなんで“シドル”と名付けられたそうです。
シャンティは、現地カリタスによって訓練された村の住民から成る「防災委員会」の指導により、避難所へ事前に移動し難を逃れたうちの一人です。避難所には数百人もの住民が逃げ込みましたが、彼女のような妊婦や子ども、高齢者が優先的に誘導されました。(CAFODの活動報告より)

産まれたてのシドルちゃん

校舎と兼用されている避難所の外観



緊急
2007年11月20日
カリタスジャパン教区担当者 各位
カリタスジャパン責任司教 菊地 功
担当司教 幸田 和生
 
能登半島地震被災者救援募金 受付開始の件

11月15日にバングラデシュで発生しました「サイクロン“シドル”」について、以下の対応とさせていただきますのでご案内申し上げます。
強風と豪雨、高波により同国南部湾岸地域は壊滅的な被害を受け、死者数は19日の時点で3,000人以上、今後も増える見通しです。現地では食糧やシェルター、医薬品が緊急に必要とされていますが、中でも安全な水の確保が大きな問題となっています。現地カリタスは災害の翌日より食糧の配給を開始しました。
今回の災害に関しては、積極的に募金の呼びかけは行いませんが、この災害の意向のために寄せられる募金を「受け付ける」ことといたします。なお、お寄せ頂いた募金は、この地震被害等に関する援助要請(国際カリタスのEmergency Appeal/EAなど)に義援金として送金させていただく予定です。
以上の対応をよろしくお願い申し上げます。
募金受付口座は次のとおりです。


郵便振替番号:00170-5-95979
加入者名:カリタスジャパン
通信欄に、「バングラデシュ サイクロン」とご明記ください。


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