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カリタスジャパンニュース
連算発行番号 Caritas Japan News No.263


HIV/AIDSデスク

リーチアウトジャパン代表 外処恵美 

 10月6日及び8日に、ウガンダからNGO「リーチアウト」(2001年に司祭と医師がカトリック教会を拠点に活動を開始したNGO)のメンバーを招き、HIV/AIDSと共に生きることについて、トーク&コンサートを行った。リーチアウト滞在中感じた「本当に大切なこと」を日本の人にも伝えたい。一人そう願い帰国してから1年半。共有する人の輪が、大きく広がったからこそ叶った願いだった。
 初めてリーチアウトを訊ねた日のことを、まだ覚えている。教会の入口ホールに、衝立とプラスチックの机・椅子を並べただけの素朴なクリニック。そこに集まるたくさんの、実にたくさんの人々。これほど多くの人々がHIV/AIDSと共に生きているのか。
 初めてリーチアウトで活動した日のことを、まだ覚えている。緊張しながらクリニックの机に着く私を迎えてくれたスタッフたち。受付・通訳担当のアネット、ジェニファー、アリスたちの顔いっぱいの笑顔。AIDS患者をケアする看護師達の誇りに満ちた顔。設備が人をケアするのじゃない。人が人をケアするのだ。
 初めてアリスのカルテを見た日のことを覚えている。今は、これほど健康そうに輝き、他者への愛情を強く表すアリス。「自分のところへ来たAIDS患者に、笑顔で家に帰って欲しいだけ」というアリス自身が既にAIDSを発症し予断を許さない状態だなんて。CD4(リンパ球、200以下になると合併症の危険が増す)は80しかないなんて。今飲んでいるARV(抗レトロウイルス)薬の供給が来年も続くのか未知数だなんて。アリスが示す愛と強さの向こう側にある、これほどの困難。ああ、どうか、彼女に、ずっと生きて欲しい。
 リーチアウトを去る日のことを、まだ覚えている。いつも通りカンパラの美しい朝とンブヤのバラック街のざわめきに響くスタッフの歌声。Peace be with you ! のあいさつと、たくさんのハグ。目と目の微笑み。淡々と自分の持ち場で、仕事に取り掛かる人々。もう、この朝を共有できないなんて。クリニック、カウンセリング、薬局、臨床検査、コミュニティサポート、小額融資、就学資金援助など、多くの部門があるのに、これほどの透明性と連帯感を保てるのはなぜか。それは、ひとりひとりが他者への関心を隠さず力強く表す勇気を持っているから。そして、それは、リーチアウトという組織に、自分は仲間だって誰にも実感させる包容力があるから。
 人を大切に思う気持ちを自分なりのやり方で隠さずためらわず外に現す力。「自分は関係ない」「自分が何かしたところで何も変わらない」と弱気になる気持ちに打ち勝つ勇気。リーチアウトは、その力と勇気をつなげていく枠組みなのだ。 
(リーチアウトのURLはhttp://www.reachoutmbuya.org/
(カリタスジャパンはリーチアウトジャパンの企画運営の一部を支援しました。)


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