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●パプアニューギニア(PNG)水供給プロジェクト視察報告(2006年12月実施)

 カリタスジャパンが支援した、PNGのセッサノ地区での水供給プロジェクトが完成し、オープニングセレモニーが開催された。セレモニー参加と現地視察を実施した。

1) プロジェクトの経過
 セッサノ地区は、PNG本島北部に位置する(第二次世界大戦中日本軍が上陸した地点に近いとのこと)。首都のポートモレスビーから飛行機で2時間飛び、そこから車で約6時間走りさらにボートに一時間半乗りセッサノ地区に到着する。
パプアニューギニア地図
 この地域では、1998年7月にPNG沖で発生した地震による津波で、約2200人が犠牲となった。残された人々の一部(約2500人)は、これまでの海辺での生活を捨てて、内陸部に住み着いて生活を始めた。内陸部での生活の問題は水の便で、毎日片道約一時間歩いて水を汲みに行かなければならなかった。2001年、この問題を解決するために、現地のカリタスPNGが中心となって水供給プロジェクトが立ち上がった。同年10月カリタスジャパンはこのプロジェクトへの資金援助を決定した。
 その後、現地の人々によってプロジェクトが推進されたが、完成までに予想以上の歳月がかかった。水資源調査の段階では、最初に候補とした場所では十分な水が確保できないことが判明して、再度調査をやり直す必要があった。工事段階では、現地までの交通が、道がつながっていないため、ボートに頼らざるを得ず、作業者の運送、資材の運搬に手間取ったり、波の高い日は作業に向かえないなど困難をきわめた。現地の多くの人々の努力で、2006年10月工事は完成した。

イメージ タンク
イメージ ソーラーパネル
イメージ 水が出た!

2) プロジェクト内容
 プロジェクトの内容は以下のとおり。
 水資源調査を実施して、設備設置場所を確定。井戸を掘り、その水をポンプで集落の中の最も高い場所(高度差63m)に設置したタンク(120Kリットル)に貯水する。ポンプ2台を回し水を汲み上げるが、その電力はソーラーパネルから得る。(予備電源として発電ジェネレーター1台を有す)。タンクから、張り巡らされたパイプを通って各集落に水が供給される。
 日常の設備メンテナンスは、現地の人の中から選ばれた担当者がPNG水供給公社から指導を受け担当する。長期的にはカリタスPNGがアレンジして定期メンテナンスを実施する。

3) 総括
 オープニングセレモニーには、この地域の人々約1500人がカヌーに乗って集まり、水供給プロジェクトの完成を祝った。民族衣装で着飾った人たちが、何重にも輪をつくって踊り、セレモニーが終わってもその踊りの輪は留まるところを知らず、増々大きくなっていった。
 自然災害のトラウマを抱えながら、そこから立ち上がろうとして生きている人たちの笑顔を見る時、この水供給プロジェクトが単に水の便の確保にとどまらず少しでもそういった人たちの生きる力をささえるものとなることを祈りながらその場を後にした。
イメージ
子どもたち
イメージ
踊り
イメージ
 踊りの輪

4) 関連情報
* PNGの人口は約560万人、その内カトリック人口は約150万人(約27%)とのことである。国内は19教区に分かれている。
* カリタスPNGは、災害からの復興援助活動、コミュニティーの活性化活動、HIV/AIDS予防啓発活動などに力を注いでいるが、目の前の取り組みとしては、2007年に行なわれる選挙が公正に行なわれるためのキャンペーン活動を推進している。

 以上、日本の各地から寄せられた募金が、カリタスジャパン、カリタスPNGを経てPNGの必要としている人々の生活向上のために使用されたことを報告申し上げます。



 
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