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 2007年8月15日に起こったピスコを震源地とするM7.9の地震で、イカ県、ワンカベリカ県、リマ県の7つの郡が被災しました。死者655人、損壊した家屋は139,500戸。都市、農村の両方で、水、教育と医療サービス、インフラと経済活動が壊滅的なダメージを受けました。
 計画された緊急支援は7つの郡の48地区で実施され、55,282世帯が受益しました。

コミュニティ災害対応能力強化
災害緊急対応および復興を主導する県レベルの委員会、地区委員会、小教区委員会、コミュニティ委員会が組織されました。3つの教区カリタスに6つの緊急災害対応チームが発足しました。
食料・栄養
  最初の3カ月間に延べ2万世帯に炊き出しや幼稚園などを通して食料支援、子どもの栄養支援を実施しました。
避難所・住居
  計2,677世帯にテント、仮設住居、建材としての強化日干しレンガが提供され、受益者は建設作業にも参加しました。簡易トイレの設置と、家族用衛生セットの配付も実施されました。
  2461世帯に、水とその保管のためのフィルター付きの金属容器、ふた付き容器などを提供しました。
医療
  小教区の保健センターにて45回の医療キャンペーンを行い、子ども、女性、お年寄りなど10,408人が診察を受けました。同時に医薬品なども提供されました。
負傷者と重病人の治療
  195人の負傷者、重病人が治療、リハビリを受けました。生活保障、病院での医療サービスへのアクセスも仲介しました。
心理ケア
  個別カウンセリングや互助グループでのセッション、ワークショップなどへの参加を通じて2,166人が心理ケアを受けました。気晴らしやレクリエーションなどにも使用できる小教区の多目的集会場を設置しました。

プロジェクト総額 9,510,897.14(単位:USドル、以下同様)
プロジェクト費
コミュニティ災害対応能力強化
41,353.81
  食料・栄養

2,560,380.96

  避難所・住居

2,511,598.78

  水

1,293,009.61

  医療

880,292.90

  負傷者と重病人の治療

15,642.58

  心理ケア

263,885.23

人件費・活動費

964,394.97

物資調達

627,685.82

評価

205.23

会計監査

1,103.59

事務経費

351,343.65



住宅再建の様子(c)カリタスペルー



住宅再建の様子(c)カリタスペルー


再建された幼稚園で遊ぶ子どもたち
(c)カリタスペルー


住民自身が住宅を再建し、新しいコミュニティが生まれた(c)カリタスペルー





2007年8月15日ペルー南部で発生した地震に対する緊急支援(EA19/2007)の中間報告が届きました。カリタスペルーはこれまで被災地(チンチャ、イカ、ピスコ、カニェテ、ヤウヨス、カストロビレイナ)で以下のような活動を行ってきましたが、今後はコミュニティの組織強化などにも取り組んでいき、今年8月で全てのプログラムが終了する予定です。カリタスジャパンはこの緊急支援要請に対して、皆様から寄せられた募金3万USドル(3,386,700円)を送りました。
● 食糧支援
地震直後、現地教会のネットワークを通じて8千世帯へ緊急の食糧配布が行われました。その後は、復興作業従事者に対して4ヶ月にわたり40の教会にて炊き出しが行われました。
● 住宅・衛生施設
それぞれの土地に合う素材を使った約2千世帯の住宅再建が行われました。1,030張りのテントも用意され、災害後の片付けの終了した家庭に、必要な道具類と共に提供されました。また、耐震性のある住宅建設についてのセミナーも開催し、人々の教育にも努めています。衛生設備も多くが損壊したため、住宅と共にトイレの設置、並行して衛生に関するワークショップ、衛生セット(バケツ、洗面器、石けん、トイレットペーパー、タオル、歯磨き粉、シャンプーなど)の配布が実施されました。
● 飲料水
約2千世帯へ飲料水、浄水フィルター付きタンクを配付すると同時に、安全な水や手洗いの重要性についての啓発も行いました。
● 保健医療
19回の医療キャンペーンを実施し、計2千名の患者に対して治療および医薬品を無料で提供しました。また、各地にある診療所へ必要な医薬品、毛布、衣類などの補助を行いました。重症患者に関しては、必要な手術などを受けられるよう関係機関と調整を行っています。
● 心のケア
外部機関の協力により心療用テントが準備され、被災地小教区で働くスタッフに対して心のケアについてのトレーニングが行われました。

皆様の御協力に心から感謝致します。
募金受付は4月30日をもって終了させて頂く予定です。






ウゴ・パルマ大使(左)と田所事務局長
 9月3日在日ペルー大使館のウゴ・パルマ大使が、8月16日に発生したペルー地震に関する援助要請でカリタスジャパン事務局を訪問されました。大使は、「ペルー大使館でも援助活動を開始しましたが、カリタスの組織は国際的に大きな援助団体だと聞いています。カリタスジャパンもペルー地震の復興に向けて支援をお願いします」と話されました。カリタスジャパンからは、大規模災害時の取り組みとして、バチカンにある国際カリタス本部が中心となり、全世界の加盟国カリタスが連帯して支援を行なう仕組みについて説明しました。
 今回のペルー地震に関しては、地震直後に国際カリタス本部から緊急支援要請が出され、カリタスジャパンは寄せられた募金の中から、第一弾の支援として9月10日30,000USドル(約340万円)を国際カリタスに送金しました。
カリタスジャパンニュース2007年11月号(81号)より





援助団体:カリタスペルー(Caritas del Peru)
¥ 3,386,700 
8月15日午後起こった7.9の強い地震により、同国では震源地に近いピスコやイカ、首都リマなどで、3万3千人以上が被災、約500人が死亡しました(8.18/国立防災協会)。カリタスペルーは主にイカ、カニェテにおいて炊き出しなどによる食糧・栄養支援、住環境の回復と飲料水確保、医療サポート、損害を受けた教育施設の再建、被災者の精神的なケア、住民主導の復興を目指した組織作り支援を行います。
カリタスジャパンニュース2007年10月号(80号)より
 


2007年 8月 17日
 
カリタスジャパン責任司教 菊地 功
担当司教 幸田 和生
 
能登半島地震被災者救援募金 受付開始の件

8月15日午後(日本時間16日午前)に発生しました「ペルー地震」について、以下の対応とさせていただきますのでご案内申し上げます。

南米ペルー中部の沿岸で発生したM7.9(のちに、8.0に修正)の地震による被災者は8万人以上、死者510人、負傷者1,500人以上に達し、16,669世帯が家を失っています(17日午前現在/同国消防当局)。

今回の災害に関しては、積極的に募金の呼びかけは行ないませんが、この災害の意向のために寄せられる募金を受付けることといたします。なお、お寄せ頂いた募金は、この地震被害等に関する援助要請(国際カリタスのEmergency Appeal/EAなど)に義援金として送金させていただく予定です。

以上の対応をよろしくお願い申し上げます。
募金受付口座は次のとおりです。


郵便振替番号:00170-5-95979
加入者名:カリタスジャパン
通信欄に、「ペルー地震」とご明記ください。


 

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